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低用量ピル初心者にもわかるトリキュラーの基礎知識

2019年12月19日
心配している女性

低用量ピルにはいくつかの種類がありますが、トリキュラーは比較的よく使われている薬で多くの女性が服用しています。
トリキュラーの中には女性ホルモンが含まれていて、継続して飲むことで排卵を抑え着床しにくい状態にすることで避妊効果が得られます。
初めてトリキュラーを飲む場合、低用量ピルがどのようなものか分からないという方も多いです。
きちんとした知識を得ることで、正しく服用することが出来るでしょう。

まず、女性の体には黄体ホルモンと卵胞ホルモンという2つの女性ホルモンがあります。
生理が終わってから排卵までの間は卵胞ホルモンが多く分泌され、排卵後から生理までは黄体ホルモンが分泌されます。
毎月2つのホルモンが交互に分泌されることで、生理周期が訪れるという仕組みです。

低用量ピルの中にはこれら2つのホルモンが入っているので、飲むことで脳は十分な女性ホルモンがあると思い込み、排卵をしなくなります。
生理が始まった1日目からトリキュラーを飲むことで、排卵を抑えるだけでなく卵胞の成長を抑制できるので避妊に効果を発揮します。

トリキュラーには21錠入ったものと28錠入ったものの2種類が用意されています。
21日タイプは継続して飲み、22日目から1週間は薬を休む期間です。
28日タイプは女性ホルモンが入っているのは最初の21日分だけで最後の7日分は偽薬といって女性ホルモンの入っていない飲み忘れを防止するための薬になっています。
薬のシートには飲み進める方向に矢印があり、含まれている女性ホルモンの量も異なるので順番に飲みましょう。

また、体の中のホルモン量を一定にするためにも、トリキュラーは毎日決まった時間に飲むようにすることが大切です。
こうすることで、高い避妊効果を出すことができるだけでなく、毎月の生理を自分でコントロールすることが可能です。
飲み忘れてしまうと避妊効果がなくなってしまいますが、24時間以内であればすぐに薬を飲むことで効果は持続します。

生理痛も軽くなる?トリキュラーの上手な使い方

女性にとって毎月の生理は面倒なものです。
生理痛が重い人は、腹痛を我慢して学校や会社に行かなくてはいけません。
症状が重い人ですと、我慢できる腹痛ではなく学校を休んでしまう人もいるほどです。
仕事があるので痛み止めを飲んで会社に向かうという人もいるでしょう。

生理痛がなぜ起こるのかというと、妊娠のために厚くなった子宮内膜が受精卵を迎えなかったことではがれ落ちるためです。
排出するためには子宮を収縮させる必要がありますが、この時に痛みを引き起こしてしまいます。

トリキュラーを飲むことで、子宮内膜の増殖を防ぐことが出来ます。
すると、排出する量が少ないので結果的に生理痛緩和作用があるということです。
中でも、生理の出血量が多く、痛みが強く出てしまう女性は生理痛緩和の効果を実感しやすいでしょう。

そして、トリキュラーを使えば旅行中に生理になるのをずらすことができます。
服用前の体の状態にもよりますが、生理を早めたり遅らせることで旅行中は楽しく過ごすことができます。
ずらす方法はトリキュラーの飲み方を変えるだけなので、それほど面倒ではありません。

また、生理をコントロールできるというのはスケジュールが立てやすいだけではありません。
月経前症候群といって生理前になると頭痛や精神的なイライラを感じる女性が多いですが、これはホルモンバランスの変化によるものです。
トリキュラーによって体の中に一定の女性ホルモンが入ることで、これらの症状は劇的に改善します。

今まで生理痛に悩んでいた女性だけでなく、月経前症候群にも効果を発揮するのがトリキュラーです。
避妊だけでなくうまく使うことで、生活しやすいリズムを作ることができるでしょう。

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